Workshops
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The following workshops will be conducted in Japanese.
各ワークショップへのご参加は、それぞれに対して参加申込をお願いいたします。
[ご注意ください!] WS2が9月20日の午前中、WS1が午後の開催です。
【WS 1】「研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル」(9月20日(水)14:00~16:30)
【WS 2】「DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)(9月20日(水)10:00~13:00)
【ポストイベント】「日本国内のデジタル・ヒューマニティーズ教育の拡充に向けたアンカンファレンス」(JADH SIGLITH) (9月22日 (金)15:05~17:00)
【WS 1】「研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル」(9月20日(水)14:00~16:30)
(Dialogue between DH scholars and Librarians: A Roundtable on Promoting Data-Driven Humanities)
データ駆動型人文学、そしてその前提としてのDH(Digital Humanities)の浸透を目指すうえで、図書館等の文化機関と研究者との間の連携は欠かせない。その一方で、図書館と研究者との間にはDHに対する認識や温度差が大きい。加えて、日本の事情として図書館にサブジェクトライブラリアン等の研究者的な職位がほとんど設置されていないケースも多いことから、DH研究者と図書館との連携が活発化していない現状にある。本ラウンドテーブルでは、データ駆動型人文学およびDHの推進をテーマに、研究者と図書館員等の文化機関職員との間で対話を行うことで、これからの日本におけるデータ駆動型人文学の研究推進に向けた継続的な議論のための礎としたい。
In striving to promote data-driven humanities and, underlying that, the spread of Digital Humanities (DH), the collaboration between cultural institutions such as libraries and DH scholars is indispensable. On the other hand, there is a significant difference in the perception and response to DH between libraries and scholars. Moreover, given the circumstance in Japan, where research-oriented positions such as subject librarians are hardly established in university libraries, there is a current state where the collaboration between DH scholars and libraries is not being activated. In this roundtable, with the promotion of data-driven humanities and DH as the theme, we aim to establish the foundation for continuous discussions for advancing data-driven humanities in Japan in the future, by engaging in dialogue between DH scholars and cultural institution staff such as librarians.
日程
2023年9月20日(水)14:00~16:30
開催形態
Zoom
言語/Language
日本語
参加申し込み *参加をご希望の方は下記のフォームから申し込んでください。
プログラム(2023-12-12追記:報告時のスライドを国文学研究資料館のリポジトリで公開しました。下表の「話題」からそれぞれリンクしております。)
主催 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国文学研究資料館 古典籍データ駆動研究センター
連絡先 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国文学研究資料館 菊池信彦 (Mail) kikuchi.nobuhiko<at>nijl.ac.jp
【WS 2】「DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)(9月20日(水)10:00~13:00)
DHを推進するためには基盤的なデータセットの存在が欠かせません。人間文化研究機構各機関のコーパス(国語研)、古典籍データ(国文研)、歴史地名辞書(機構本部)だけでなく、国内外の研究機関からもさまざまな基盤的なデータセットが公開されています。一方で、これらのデータセットの多くは、研究者または研究機関が中心となって構築されるケースが多く、これらを利用する立場の意見や他の研究者・研究機関が作るデータセットとの連携が十分には意識されてきませんでした。
本企画では、これらの基盤的なデータセットの利用者と作成者との対話を通じて、データ構築の在り方やデータセットの維持・提供および連携にかかる研究機関の役割などについて模索し、DHのより高度な基盤形成につなげる議論を行います。
日程
2023年9月20日(水)10:00~13:00
開催形態
Zoom
言語/Language
日本語
参加申し込み *参加をご希望の方は下記のフォームから申し込んでください。
プログラム
主催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 人間文化研究創発センターDH推進室、JADH2023実行委員会
連絡先 人間文化研究機構本部 研究企画課広報・社会連携係 (Mail) koho<at>nihu.jp
【ポストイベント】「日本国内のデジタル・ヒューマニティーズ教育の拡充に向けたアンカンファレンス」(JADH SIGLITH) (9月22日 (金)15:05~17:00)
本ワークショップの目的は、主に日本国内におけるデジタル・ヒューマニティーズ研究・教育のすそ野を広げるための枠組み作りに関する情報を共有すること、およびアイディアを出し合うことです。
海外ではDHのサマースクールやオンライン学習教材の整備が進んでおり、これらにより様々なキャリアステージにいるDH研究への参入希望者に向けた支援環境が整っています。しかしながら、このような支援環境は、あくまで初学者向けのものであり、その後の個別研究への応用を支援するものではありません。そのような「次の一歩」を支援する枠組みとして、DH研究のコンサルティング窓口を海外の大学・研究機関・企業が用意していることは注目に値します。
2022年3月に開催したJADH SIGLITH第3回研究会「DHスタートアップ相談会」では、様々なキャリアステージにいるDH研究への参入希望者を対象とした個別相談の場を提供しました。このような取り組みを属人的なボランティア活動に留めることなく、継続的・組織的に整えていくには何が必要なのでしょうか。
本ワークショップでは、いくつかの先行事例に関する情報共有をした上で、参加者の方々と議論する場を設けたいと考えています。
日程
2023年9月22日 15:05(JADH 2023クロージング終了から15分後を目安に)~17:00
開催形態
Zoom、JADH参加者に限定
言語/Language
日本語